炊き立てのおいしさ・都食品の『都おこわ』

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2004 都食品.

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『お赤飯』の秘密

1.お赤飯のルーツ

いお米という食材。
今のお赤飯は小豆でお米に色をつけますが、
そのルーツは、赤い色の古代米でした。
それは、大陸から最初に日本に伝えられた「赤米」という古代米。
貴重な食材だったため、神事・行事の時だけに食べられました。
今のようにお米が手軽に手に入る食材ではなかったときの事ですから、
大変な御馳走として食べられていたのでしょう。
今では、主にお祝いの席で饗されるお赤飯ですが、
地方によっては古代の名残が残っているのか、
慶事だけでなく凶事に際して食べることもあるそうです。

2.小豆と日本

豆は日本最古の歴史資料である
「古事記」「日本書紀」にも掲載されており、
古代から日本人に馴染みの食材だったようです。
ある推測では、紀元3世紀には日本に伝わっていたとされています。
その鮮やかな赤色から、当時は
魔よけや穢れ払いの意味で食べられていたそうです。
実際、小豆にはビタミンB1、B2や鉄分が多く含まれており、
食材の保存が難しかった古代には、
体の魔(病)を追い出す小豆に神秘を感じていたのでしょう。
小豆は海外でも「AZUKI」と呼べば通じるのだそうで、
つまり小豆は「TENPURA」や「SUKIYAKI」等と並んで、
日本を代表する食べ物だと言うことでしょう(?)

3.小豆の名前

豆は、「ショウズ」と呼ばれることもありますが
一般的には「アズキ」という変則的な読み方をされます。
古代では、豆のつぶの大小によって「大豆」「小豆」といった
おおまかな分類をされていただけで、
必ずしも今の小豆を「小豆」と読んでいたわけではないようですが、
自然科学の発達により植物分類の細分化が進んでいくにつれて、
「小豆」という単語が、今の小豆単体を
あらわすようになったと推測されます。
このことからも、小豆が日本人にとって重要な食べ物
であったことが伺えますね。
さて、では何故「小豆」を「アズキ」と読むのか。
江戸時代の学者・貝原益軒の説によれば、赤をあらわす「ア」と
溶ける・壊れるを意味する「ズキ・ヅキ」の合成語だということです。
煮た時に他の豆より早くやわらかく、そして崩れやすくなることから、

4.お赤飯あれこれ

東以西では、赤飯は塩で味付けするのが普通。
都食品も大阪の会社ですので、塩味のお赤飯です。
ですが、日本各地には色んなお赤飯があるようです。
東北地方で食べられるお赤飯は塩とは逆に
砂糖で味付けされるのが普通なのだとか。
赤飯まんじゅうというお菓子も作られているぐらいで、
甘い味付けが東北の人の口に合うのでしょう。
また、さらに北・北海道では
小豆の代わりに甘納豆で赤飯を作り、
まるでお菓子のように食べているということです。
他にも、武士文化を受け継ぐ関東では
皮の破れやすい小豆は切腹を連想させるという事で
小豆入りのお赤飯は好まれないのだとか。
変わりに、多少風味は落ちますが
皮の硬いささげ豆を使っているのだそうです。

5.赤飯茶漬けの怪

後に、お赤飯についての言い伝えを一つ。
赤飯をお茶漬けにして食べると、
自分の結婚式に雨が降るので良くないという
言い伝え・迷信が残っている地方があります。
かけるものはお茶だったり味噌汁だったり、
ふるものが雨だったり雪だったり、
あるいは祝い事が遅れる事になったりと
地方でばらつきがあるようですが、
おそらく、赤飯はもち米ですので、
汁をかけて流し込むのは消化に悪いということから
このような言い伝えが出来たのだろうと思われます。
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